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注型モールドの開発から４５年余り、バリエーションも豊富です

　エポキシ樹脂注形技術基盤の構築は業界の中でも早く、昭和３８年頃からの開発着手で、２年後には高圧計器用変成器の量産を開始いたしました。
　当社のモールド製品は、高度の注形技術と絶縁技術により、絶縁性、耐クラック性、耐燃性、耐湿性、耐塵性などに優れた信頼性の高い製品です。
　これらの特長を活かして、計器用変成器、高・低圧変圧器、始動リアクトル、始動トランスなど幅広く製品化しており、中でもモールド変圧器はビル、工場などの防災を考慮した屋内用設備に最適です。

製品紹介

	各種汎用 高・低圧モールド変圧器 低圧は単相５０ＶＡ〜３０ｋＶＡ・三相５〜５０ｋＶＡ、高圧は単相３〜３０ｋＶＡ・三相５〜５０ｋＶＡがエポキシ注形モールドのカタログ標準品です。注形金型を使わない低圧モールド変圧器に付いては、受注生産品として承っております。
	高圧操作用モールド変圧器 本製品は高圧用受配電盤の主開閉器投入、引きはずし及び開閉表示などの操作に必要な電源変圧器です。特徴として遮断器投入時の瞬時容量を高くするため、各負荷力率における電圧変動率を低く設計しており、投入容量を高く選定できます。
	計器用変圧器 低圧用は乾式と樹脂モールド品の２種類をご用意しています。ヒューズクリップ付のVSE-YFシリーズは、端子接続部とヒューズ台が一体成型のコンパクトな樹脂ターミナル台になっており、全体を覆う保護カバーを標準装備しております。
	ESRシリーズ（モールド高圧用） エポキシ樹脂でモールドされたコイル部分は耐湿性、耐塵性に優れ、絶縁劣化の心配がなく、また難燃性で自己消火性ですから防災面でも安心です。さらに鉄心脚部は当社独自の円形巻鉄心を採用しており、電磁機械力に対して優れています。
	EATシリーズ（モールド高圧用） 中性点開放時の鉄心飽和問題をクリアした、AT-W形のモールドタイプとして製品化したものです。エポキシ樹脂でモールドされたコイル部分は優れた特長を有しています。さらに脚部もAT-W形同様に、円形巻鉄心を採用しています。